泉幸甫建築研究所

ロマネスク Ⅷ バルセロナへ横道1

昨年11月から中断していた「ロマネスクを訪ねて」です。
前回まではサン・ギレム・ル・デゼール修道院のあるギレムまででした。
ニースから車で走り始め西へ、西へ。
いつの間にかスペインとの国境近くまでやってきた。
じゃー、ここまで来たんだから、ついでにバルセロナもちょっと見ようじゃないかということになった。
ヨーロッパは国境の検問がほとんどないから、また車での旅行だから気ままにコースを選択することができる。
バルセロナと言えばガウディ。

同行者はガウディが好きだという人、ちょっとね、という人様々。
この旅行で行ったのは1993年。
まだサクラダ・ファミリアの工事はそんなに進んでいなかった。あれから25年経つが、ものすごい勢いでサクラダ・ファミリアの工事は進んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=RcDmloG3tXU
完成が2026年というからあと8年。
サクラダ・ファミリアを知ったのは大学生の頃だったが、完成まであと何世紀かかるか分らないと言われてた。
それがこれほど急ピッチで工事が進んでいるのは、観光客による収入の増大、超高強度コンクリートの開発、3Dプリンターなどの先端技術でモデリングが可能になったことによるらしい。
早く完成を見たいものだが、そんなに早く完成しなくともいいような気がもする。
技術の進歩が必ずしも美しいものを可能にするとは言えない。
むしろ逆な場合が多い。
ガウディ―が生存してた時に作られた「生誕の門」の部分は素晴らしいが、なにやら段々と、緻密さが遠のいているような気がする。

ガウディが生存時に、神は完成をお急ぎにならない、と言ったとか。

2018-02-27 | Posted in blog, 未分類No Comments » 
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